食事の工夫

  • 2016.08.22 Monday
  • 09:50

夏休みも残りわずか・・・

今年から夏休みが短くなっている小中学校も多いようですね。

 

暑いせいなのか、子どもたちの食欲が落ちている、ということを耳にします。

親は心配で「食べさせないと」と思いますが、あまりうるさく言うと、

今度は関係を悪くしますから、難しいところですよね。

 

私の子どもたちが小さかった頃、夏休みの昼食ってマンネリになりやすいので、

いろいろ工夫したことを思い出しました。

 

一番ウケタのはランチプレートかな?

おにぎりやサンドイッチを大きめのお皿に置いて

おかずやデザートなども一緒に盛ります。

 

それを、普段の食卓ではなく、窓辺にテーブルを置いてクロスなどを敷いて食べると

レストランやカフェのような雰囲気になり、「わ〜!」と喜んで食べてくれました。

食べ物は普段と変わらないのにネ!

 

ベランダにござを敷いて、ピクニック気分で食べたこともありますね。

 

お買いものごっこの流れで、食事もごっこ遊びの一コマ、という感じで食べたり。

 

重箱やお弁当箱に詰めるなどして、ちょっと雰囲気を変えてみたり。

 

きゅうりに塩だけつけて、ボリボリ丸かじりしたり。

 

食卓に納豆を出してもなかなか食べないのに、

納豆巻きにしたとたん、あっという間に食べちゃう!

面白いですネ。

 

やはり、そうめんや冷やしうどんなど、つるつるしたものが、夏は食べやすいですよね。

お味噌汁も冷汁にします。

前日の味噌汁の残りを冷蔵庫で冷やし、翌日それに冷めたご飯を入れて。

ただの残りごはんなのですが、結構イケます!

 

食べる、風呂に入る、寝る、などの日常ごとは、

親も子もストレスにならぬよう、そつなくやっていくのがコツですよ。

なぜならば「生活の基本」ということは、「生きる基本」だからです。

いちいちひっかかっていたら、生きることがイヤになっちゃいます。

 

そつなく楽しくいきましょう(生きましょう)!

究極のAPマジック

  • 2015.12.31 Thursday
  • 10:25
今年も最後の日となりました。
ご無沙汰していてすみません。

またまた転んで骨折してしまいました・・・とほほ・・・
今度は左手小指です。

スパッと斜めに折れていました。

手術をし、ワイヤーで留めています。
折れた時も手術後もあまり痛みがないのが不思議ですが、
幸いなことです。

さて、究極のAPマジックは何かと訊かれたら
やはり「スキスキ抱っこ」に限るようです!!

実は先月、AP講座の受講をお勧めする説明会を
筑紫野市の生涯学習センターで開きました。

その時に、小1、年中、2歳という3人のお子様をお持ちのお母さまが来られ、
毎日お勤めの仕事もお持ちでお忙しい中、3人のお子様のお世話に大変だと、
忙しい時に限ってぐずぐず言い出す、どうしたらいいのか・・・?
というお悩みをお持ちでしたので、
すぐさま、「スキスキ抱っこ」をお勧めしました。

するとお母さま、「やっぱりそうか・・・」という感じなんですよね。

うん、この感覚、いいですね。

お母さまは実はわかっていらっしゃるのでしょう?
抱っこを求められている・・・してやりたい、
んんん・・・でもはたしてそれでいいのか?

悩むのは当然ですよね。

甘やかしになるんじゃないか? とか、
ガマンを教えることも大事だし・・・とか、
こちらの都合もあるし・・・
わがままを通させてはいけないのでは・・・など。

もちろんその通りです。

甘やかしはいけませんし、ガマンも教えなくてはいけません。

でも気を付けなければならないのは、
それらを教えるのには、段階とタイミングがある、ということです。

何度も言いますが、幼児期はまず子どもの欲求が満たされることの方が先です。

子どもが抱っこされたがっている時は、
ためらわずに存分に抱っこしてあげてくださいね。

さて、このお母さんは早速実行されました。
そして、その効果は・・・

「ある日、夕飯の支度で忙しい時に下の子がぐずりだしました。
迷わずに家事の手を止めて、抱っこしてあげました。
これも母としての仕事だ、夕飯の支度と同じように大事な仕事だと割り切って、
抱っこに時間を割くことに積極的な想いを持ちました。
それまでは、抱っこしてボ〜となんてしてないで早くご飯を作らなくては・・・などと
思っていたのに・・・つまり抱っこすることに罪悪感を持っていたんですよね。
抱っこは甘やかしになる、抱っこしてる自分は仕事をさぼっている、
その二つの罪悪感かな?
でも、「子どもを抱っこすることが自分の大事な仕事」だとはっきり認識出来たので
気持ちよくその仕事に専念できました。
10分くらい抱っこしてボ〜としていたでしょうか?
自然に子どもがス〜と離れたんです。そして一人で機嫌よく遊び始めました。
ですからその後の私のご飯作りは、集中してあっという間にできたのです。
すごい!って思いました。こういうことか!と・・・
しかも、私が下の子を抱っこしている間、上の子が「私が作ってあげる」と言って、
自分でできるところをお手伝いしてくれた、というおまけつきだったのです!
そればかりか、その後の食事、風呂、寝るまでの間、すべてが気持ちよくスムーズにいきました。
わずか10分足らずの抱っこが、こんなにも大切だったなんて・・・!!」

いやはや、お見事! ですね。

「今一番大事なことに集中すると、すべてが上手くいく」ということの証明のような話ですね。

このお母さま、「子育てのコツはもうわかりました」という感じだったのですが、
それでもやはり「APを一から勉強します」とおっしゃって受講されることになりました。

そう、理論的な裏付けがあると、どんな状況でもしっかり考え
自信を持って対応できるようになりますものね。
AP講座の受講は絶対お勧めですよ!
 

しつけの基本のキ その2

  • 2015.11.30 Monday
  • 20:39
前回、「しつけとは教えることであって傷つけることではない」
という一言をご紹介しました。

今日は「なぜ傷つけてはいけないか」を考えてみたいと思います。

答えを言ってしまいましょう。
それは、「傷つけることがしつけと矛盾するから」です。

どのような意味かお分かりですか?

そもそも「なぜしつけをするのか?」を考えてみましょう。
しつけの目的は・・・?

思いつくままに挙げると
・礼儀作法を教える
・善悪を教える
・人の迷惑にならないことを教える
・社会のルールを教える
・規範意識を培う
・他者と調和できるよう導く
などが考えられるでしょうか?

よ〜く見てみると・・・
これらをひとまとめにすると
「他者を傷つけないこと」に集約されると思います。

人間は社会生活をしていく上で、お互いに協力し合うことが大切ですから
そのためには「お互いに傷つけ合うことなく」というのが前提となります。

ですから「しつけ」は「他者を傷つけない暮らし方生き方をするため」ということになります。

他者を傷つけないことを教えるのに傷つけることをもってする・・・
これがつまり、矛盾してしまう・・・ということなのです。

私たち人間は、傷つけられたら傷つけ返したい、と思うのが当たり前です。
(APではこれを「復讐」と呼び、人間の自然な心理です。)
ですから傷つきを伴ったしつけは誰かを傷つけることを生じさせてしまうので逆効果なのです。

他者を思いやる気持ちを子どもに起こさせたいと考えるならば
親が子どもを思いやる必要があります。

結構、誰もが当然わかっている理屈だと思うのですが、
なぜなかなかできないのか・・・?

むしろそれが問題なのかもしれませんね!

それは・・・
思いやりの気持ちは、実は頭で考えることではなく感覚に刻まれているものだから、です。

「思いやりある人間になりなさい」と言葉で教えてなれるならば、とても簡単なのですが、
「思いやり」がどういうことなのかを感覚的に認知しなければ、結局のところわかりません。

「しつけの基本のキ」
それは、子どもをたっぷりとかわいがり、子どもの求めに応じること、
子どもに優しく接すること、子どもの意見や考えや感じ方を尊重すること、
子どもを丁寧に扱うこと、丁寧に教えること、などなど・・・

思いやりを持って育てられた子どもは、必ず、人を思いやることのできる大人になります。




 

「しつけ」の基本のキ

  • 2015.11.21 Saturday
  • 00:09
14日土曜日は筑紫野市立二日市保育所で話をさせていただきました。

今回はしつけについてのお題をいただきましたので、
しつけの意味や効果的なしつけについてお話しました。

とは言っても、時間が1時間と短かったこと、
未就園の子どもさんの親も多かったことから
お話したのは、ホントに「しつけの基本のキ」に留まりました。

そこで・・・

「しつけとは教えることであって傷つけることではありません」
という言葉がAPテキストの85ページに書いてあります。

私はこの言葉が大好きです!
そしてこれを「しつけの基本のキ」と思っておくと良いと思いました。

親は、「しつけをしなければ」と力み過ぎて、
子どもを怒ったりなじったり・・・
結構傷つけることをしてしまいがちです。

それでいて、後ですごい嫌悪感や罪悪感に悩まされたりするのです。

そう!
親も「しつけなければ!」「きちんと育てなければ!」と必死なんですよね。

でも、悪気はなくても、結果的に傷つけているとしたら、
それは最もしつけの効果を失うことになります。

親は子どもを愛しているし、子どもに良かれと思ってしつけをしているわけですから、
その目的と効果が最適に表れる方法でやらなければ、とても「もったいない」ということになります。
悪くすると逆効果ということも・・・。

「決して子どもを傷つけない」
このことを肝に銘じておくだけでも、ずいぶんいいのではないでしょうか?

怒らない、怖がらせない、屈辱を与えない、恥ずかしい思いをさせない、痛みを負わせない、
悲しませない、などなど・・・

「自分がされて嫌なことはしない」
これが、傷つけていないか考えるときのヒントになりますよ!

「自分がされて嫌なことは子どもにはしない」と決めておくといいですね。

赤ちゃんへの言葉かけ

  • 2015.08.21 Friday
  • 09:36
先にお話しした、赤ちゃんの前ではスマホを使わないお母さん。
実は赤ちゃんへの言葉かけがとってもお上手。

接しているとわかるのですが、
いつもいつも赤ちゃんに話しかけておられます。
当然赤ちゃんは返事をしないので、その様子を目の当たりにしていなければ、
大人が一人で赤ちゃん言葉をつぶやいているわけですから、変な感じでしょうね・・・
でも見ているととってもほほえましく、赤ちゃんはいつも満足そうで穏やかです。

黙ったままでおむつを替えたりおっぱいをあげたりしている母さんもいるという、嘆かわしい話も聞きますが、
このお母さんのように、いつもいつも赤ちゃんに話しかけているお母さんも健在なのですね!

赤ちゃんの脳は母親の声に大きな反応を示すと聞いたことがあります。
同じ声でも、肉声で、それも母語でなければならないそうで、
機械に録音した声であったり、外国語ではだめなのだそうです。

赤ちゃんにはごまかしは利かない、ということでしょうか?
人間のなんたるかを、赤ちゃんは全身全霊で分かっているのですね。
そして「人間は言葉」だということも・・・!

赤ちゃんはお母さんの声に何の反応もしていないように思える時もあるかもしれませんが、
お母さんの声を、言葉と声の調子と表情に表れるその人間性のすべてを
しっかりと受け止めているのですね!

どうかどうか、赤ちゃんをしっかり抱きしめて、
お母さんの言葉(母語。母国語ではありません)でいつもいつも話しかけてください!

それは人間としての生を歩む上での大事な大事な基礎なのです。

内も嵐、外も嵐

  • 2015.07.21 Tuesday
  • 23:11
子どもが思春期時期の子育てについて、話をさせていただく機会が続いています。
先日はももち文化センターで、その前は筑紫野市内の中学校で、
少し前は福岡市平尾界隈にお住いのお母さん方に。

全体的に、大人たちの中学生に対する扱いは、
「急に、大人になったと思い込む」傾向があるようだと感じました。

そもそも昨日まで小学生だった子どもが
急に大人になるわけはありません。
思春期の成長はゆっくりでいいのに、大人はせっかちですね。

そうでなくても子どもたちは、中学校という新たな環境の中で
とても緊張する毎日を過ごしています。
そのような中で、急に大人扱いされて、「そんなことくらいわかるだろう」とか
「それくらいできて当たり前」という感覚で扱われるのです。

学校の先生からはガンガンやられ、親からはガミガミ言われます。
そして、そんな子どもの体内では、ホルモンの活発な分泌により、
自分の意思とはお構いなしに身体はつくられ、感情の変動も激しくなります。

つまり、自身の体内に嵐が起こっており、環境も嵐の状態です。
内も外も嵐・・・そう考えると中学生はとても大変ですね。

親たちは、中学生の子どもにアレコレ要求するばかりでなく、
もっと子どものことを思いやるべきかもしれませんね。
 

思春期は反抗期?

  • 2015.07.12 Sunday
  • 00:15
一般的に「思春期は反抗期」と言われます。
そのせいか、思春期に反抗するのは当たり前、と思っておられる方が多いようです。

小学校高学年くらいの保護者の方々から
「子どもの反抗が大変でどうしたらよいのか? 困っている」
というご質問をよく受けます。

そんなに「困った、困った」って、じゃあ、どうだったらいいのですか?
と訊いたことがあります。
「反抗じゃなくて、何だったらいいのですか? 反抗の反対は何なのですか?」と。

反抗の反対・・・考えていただきました。
「従順、素直・・・かな?」

では、従順だったらいいのですね?
素直だったらいいのですね?

すると皆さん、一斉に首をかしげて困惑した顔をされたのです。

困った、困った、と口にされてはいますが、
どうがいいのか、という理想の姿は、皆さんあまりはっきりと描いておられないようです。
そして、従順でも困るわけです。

APでは、反抗の反対は「自立」ですよ!

思春期が反抗期と呼ばれるのは、子どもが自立へとエネルギーを出しているときだからです。
親はその自立を支援するのが仕事です。
つまり、反抗を抑えてはいけません。
支援をするのです。
ただ、世の中がよくわかっていないので、危なっかしいですよね。
ですから、安全圏に制限を設定したり、軌道修正をしてあげたり、
常に見守っておかなければなりません。

子どもの思春期、それは親の力量が問われる時期です。

 

自分を明け渡して・・・

  • 2015.06.15 Monday
  • 14:15
APのプログラムの中には「より良い家庭づくり」という、
家で実践する宿題がいくつかあります。

その第1回目は「子ども一人ひとりと毎日最低5分楽しい時を過ごす」というもの。

この、一緒に過ごす時の、親側のこころもちがとても大切。
私は「自分をその子に明け渡す気持ちで・・・」と説明しています。

つまり、その子のことだけを想う、その子にだけに集中する、ということです。
これを意識していただくと、普段いかに子どもを優先していないかがわかります。

子ども優先なんてとんでもない!
そんなことをしたら子どもがわがままになる!
と思われるでしょうか?

そうなのです。
子どもって本来わがままなものなのです。
そして、子どもはわがままでいいのです。
「わがまま」から、次第に他者のために我慢できるようになることを「成長」と言います。
ですから、言い換えれば「大人」と言うのは「我慢できる人」のことです。
わがままな大人がいたら、それは身体は大人だけれども精神的には「子ども」ということです。

考えてみてください。赤ちゃんは100%わがままです。
つまり自分の要求通りに何でもしてもらえます。
お腹がすけばおっぱいが出てきて、
寒ければおくるみで暖かく包まれます。

大人たちは皆、赤ちゃん優先にしてくれます。
いわば、幼児期はそんな赤ちゃんの延長であると思えばよいのです。
なのに大人たちは、子どもが1歳を過ぎるころから、急に大人になることを求めます。

あるお母さんがおっしゃいました。
「子どもがあんまり言うことを聞かずにわがままばかり言うから
思わず『もっと大人になりなさい!』って叫んでしまいました」と。
私は尋ねました。「子どもさんは何歳ですか?」
「5歳です」

思わず吹き出しそうになりましたが、このお母さんはとても真剣でした。
そして、そう話した後、ふと我に返ったようにおっしゃいました。
「ああ、5歳だから子どもなのは当たり前・・・
大人にならなければいけないのは私の方でした・・・」と。

もちろん、少しずつ、我慢することを教えていくことはとても大切です。
でも本当に少しずつで良いのです。
子どもの成長に見合った我慢であれば、
子どもは我慢することをとても喜びます。
自分の我慢が誰かの貢献になっていることを誇りに思うからです。
しかし、無理は禁物。逆効果になりかねません。

さあ! では、子ども優先にと意識しながら、子どもと楽しい時を過ごしましょう。
日々親よりも子どもの方が我慢していることが多いのでは?と気が付きますよ。

お母さん、お父さんが、自分を優先して相手をしてくれていると感じた子どもは
心の底から喜びを感じ、不思議なことに、とても素直になります。

ただし、子ども優先とはいえ、親の方も決して無理な我慢はしないでくださいね。
そのためには、時間を区切るのがコツですよ。
そして、お互いに楽しむことが大切です。

ぜひやってみてくださいね!

「しごき」はなぜいけない?

  • 2014.06.11 Wednesday
  • 00:43
「最近の子どもはハングリー精神がない」とよく言われます。
「無理ないでしょ! ハングリーなんて経験ないもん」と、思います。

ハングリー・・・「おなかすいたあ〜〜」という経験は皆無ではないでしょうか。
一日三食、デザート付き、場合によってはおやつに夜食まで食べているのですから。

いわゆる「鍛える」ということを、ハングリーを抜きにして考えなければならないと思います。
そうしないと、しごきや暴力を容認してしまうことになりますからね。

人間関係は愛と信頼で築くのが正当な方法です。
愛や信頼の真逆が暴力や支配です。

小さい頃から虐待を受けてきた15歳のAさん。
ある日、顔が腫れているので「どうしたの?」と訊くと、
「実は父に殴られて・・・。でも痛みを感じないんです」と言っていました。
ここで、「殴られても痛くないなんてすごいなあ」と感心する人がいるでしょうか?

「打たれ強い」というのは決して称賛することではないのです。

暴力や支配でつながる人間関係は健全ではありません。
愛と信頼でつながる人間関係こそが健全であり本物です。
このことを徹底的に言っていかないと、
スパルタ教育やスポーツのしごき、そして虐待までもが容認されてしまいます。
「鍛えなければ強くならない」とばかりに無理難題を押し付けるのは間違いです。
子どもはそれぞれに応じて自らチャレンジしていきます。
そのチャレンジを遮らなければいいだけの話です。

親から見て「うちの子はちっともチャレンジしない」と思われることもあるかもしれません。
あるいはチャレンジから逃げている、と思えることもあるかもしれません。
それは親から見るとそう見えるだけのことであって、
子どもは常にチャレンジをしています。

実は、日々生きていることこそが、チャレンジなのですから・・・。

APの勇気づけは「子どもの今を認めること」です。
「もっと頑張れ」とは言いません。
それは裏返せば「今のあなたではだめよ」と言っていることになるからです。

 

希望? それとも呪い?

  • 2014.05.15 Thursday
  • 09:43
人間と動物の違いは?・・・
たくさんあると思いますが、「言葉を使うこと」がまず挙げられるかもしれませんね。

最近は動物に関する研究が進んでいますから、
イルカやクジラも話をしている、とか、
鳥やコウモリも伝達し合っているのがわかってきています。
犬や猫のペットを飼っている人ならば
動物と人間との間でコミュニケーションが取れることはよくご存知のはず。

そうそう、昔アメリカのコロラドへ行ったとき、
ロッキー山脈のふもとにあるペンションに泊まりました。
そこでは乗馬ができたので、私も乗馬に初トライ!
「生まれながらのカウボーイ」という方がいらして、
私を一目見るなり、「はい、あなたはこの馬ね」と・・・。
人の性格も一瞬で読み取り、30頭余りの馬の中から私にマッチした馬を選んでくれる・・・
すっごい才能! と驚いたことがあります。
まさに彼は馬や犬と上手にコミュニケーションが取れる人でした。

そういうわけで、
「話をするのは人間だけではない。動物だってするではないか。」
とお考えの人は多いでしょう。

でも、ちょっと待って!
「人間における言葉の意味」についていろいろ考えてみたいと思うのですが・・・

動物の言葉は「伝達」。
「こっちにおいで」「そっちに行ったら危険だよ」「どこに行ってたの?心配したじゃない」
など、犬の親子などを見ているとまさにそんな感じで会話を交わしているかのようですよね。

では、人間は?
「伝達」します。大事なことです。
職場ではよく「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)が大事」と繰り返し言われますよね。
そしてもちろん、自分の感情や考えを交換し合う、ということもあるでしょう。

でも、これは人間だけ? と思うのは、
「希望を語る」ということではないかと・・・

動物って希望を語りますか?

人間の一番素晴らしい持ち味は
「夢や希望を語る」ことではないかと思います。
そして、夢や希望は、そこに愛がなければ語ることはできません。

愛がなくて語られるとすれば、それは「呪い」になってしまいます。
ん〜、「眠り姫(いばら姫)」の物語を思い出しますね。
お姫様のお誕生パーティーに招かれなかった魔女はお姫様に呪いをかけますものね。
それは恨みや嫉妬心からでした。

私たち親が家庭で子どもに語りかける時、
伝達だけでは悲しすぎます。
まして「呪い」なんてとんでもない!!

しかし現実は、
家庭でも学校でも「ダメ!」や「○○なさい」など、
禁止や命令の言葉ばかりが氾濫しているように思えてなりません。
動物ですか!? 調教ですか!?
まさか呪いをかけたりしてないでしょうね!?
でも、「○○しなければ××になるよ!」なんて言い方は呪いめいていませんか?

私たちの愛する子どもたちを
膝に抱っこしたり、目と目を見交わしたりしながら、
夢や希望を語りましょう。
愛と想像力は子どもに優しさとたくましさを培います。
人間らしく育てましょう!!
 

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM