「お母さんと離れたくない!」
- 2013.09.18 Wednesday
- 20:25
「お母さんと離れたくない!」
この言葉、小さな子どもの叫びだと思われるでしょう?
でもこれ、高校生男子の言葉です。
今から5年くらい前だったでしょうか?
子どもの高校進学のための説明会が中学校であり、
ある公立高校の先生が、話に来られていました。
その時印象に残ったのが上記の言葉です。
成績優秀な、ある男子生徒。
本人は地元の大学進学を希望している。
しかし先生は、十分合格できるからと東京の有名大学を勧める。
すると、東京は嫌だ、地元がいい、という。
その理由が「お母さんと離れたくない」だったのです。
この言葉を聞いて、私は思わず「う〜ん・・・」とうなってしまいました。
一見「マザコンか?」と思われそうなこの言葉・・・ですが、
私は、この生徒は本当の幸せの意味をしっかりわかっているのだと感じたのです。
私が高校、大学、就職と進んでいった頃、世の中は好景気で絶好調。
成績の良い先輩達も同級生も皆都会志向でした。
東京の有名大学に合格しては万歳!
大企業に就職。東京へ行く、と言っては万歳!
その人たちが、里帰りの際の同窓会で何と言っているか・・・
「ああ、こっちに帰って来たい・・・」
実際、親の入院や手術の付き添い、介護が必要とわかっても
なかなか看病に帰ってくることもままならず、
口惜しい思いで都会で暮らしている友達が少なからずいるのです。
今の若い子達は、知っているのではないでしょうか?
本当の幸せとは業績や名声ではなく、
大学や勤め先のネームバリューでもなく、
家族が寄り添い支え合い、毎日一緒に食卓を囲めることだと・・・
「お母さんと離れたくない」は、そういう意味ではないか?
と、私には思えたのです。
もちろん、自分のかなえたい夢のために
世界中どこへでも出て行き、バリバリ活躍するのも、もちろん素晴らしい!!
要は、一人ひとり価値観や望みは違うから、
誰かのマネや受け売りやいわゆる「世間」に同調せずに、
自分で自分の思う幸せを掴み取っていくことだと思います。
「お母さんと離れたくない!」・・・
ぜひ、その思いを大切に!
この言葉、小さな子どもの叫びだと思われるでしょう?
でもこれ、高校生男子の言葉です。
今から5年くらい前だったでしょうか?
子どもの高校進学のための説明会が中学校であり、
ある公立高校の先生が、話に来られていました。
その時印象に残ったのが上記の言葉です。
成績優秀な、ある男子生徒。
本人は地元の大学進学を希望している。
しかし先生は、十分合格できるからと東京の有名大学を勧める。
すると、東京は嫌だ、地元がいい、という。
その理由が「お母さんと離れたくない」だったのです。
この言葉を聞いて、私は思わず「う〜ん・・・」とうなってしまいました。
一見「マザコンか?」と思われそうなこの言葉・・・ですが、
私は、この生徒は本当の幸せの意味をしっかりわかっているのだと感じたのです。
私が高校、大学、就職と進んでいった頃、世の中は好景気で絶好調。
成績の良い先輩達も同級生も皆都会志向でした。
東京の有名大学に合格しては万歳!
大企業に就職。東京へ行く、と言っては万歳!
その人たちが、里帰りの際の同窓会で何と言っているか・・・
「ああ、こっちに帰って来たい・・・」
実際、親の入院や手術の付き添い、介護が必要とわかっても
なかなか看病に帰ってくることもままならず、
口惜しい思いで都会で暮らしている友達が少なからずいるのです。
今の若い子達は、知っているのではないでしょうか?
本当の幸せとは業績や名声ではなく、
大学や勤め先のネームバリューでもなく、
家族が寄り添い支え合い、毎日一緒に食卓を囲めることだと・・・
「お母さんと離れたくない」は、そういう意味ではないか?
と、私には思えたのです。
もちろん、自分のかなえたい夢のために
世界中どこへでも出て行き、バリバリ活躍するのも、もちろん素晴らしい!!
要は、一人ひとり価値観や望みは違うから、
誰かのマネや受け売りやいわゆる「世間」に同調せずに、
自分で自分の思う幸せを掴み取っていくことだと思います。
「お母さんと離れたくない!」・・・
ぜひ、その思いを大切に!