「しごき」はなぜいけない?

  • 2014.06.11 Wednesday
  • 00:43
「最近の子どもはハングリー精神がない」とよく言われます。
「無理ないでしょ! ハングリーなんて経験ないもん」と、思います。

ハングリー・・・「おなかすいたあ〜〜」という経験は皆無ではないでしょうか。
一日三食、デザート付き、場合によってはおやつに夜食まで食べているのですから。

いわゆる「鍛える」ということを、ハングリーを抜きにして考えなければならないと思います。
そうしないと、しごきや暴力を容認してしまうことになりますからね。

人間関係は愛と信頼で築くのが正当な方法です。
愛や信頼の真逆が暴力や支配です。

小さい頃から虐待を受けてきた15歳のAさん。
ある日、顔が腫れているので「どうしたの?」と訊くと、
「実は父に殴られて・・・。でも痛みを感じないんです」と言っていました。
ここで、「殴られても痛くないなんてすごいなあ」と感心する人がいるでしょうか?

「打たれ強い」というのは決して称賛することではないのです。

暴力や支配でつながる人間関係は健全ではありません。
愛と信頼でつながる人間関係こそが健全であり本物です。
このことを徹底的に言っていかないと、
スパルタ教育やスポーツのしごき、そして虐待までもが容認されてしまいます。
「鍛えなければ強くならない」とばかりに無理難題を押し付けるのは間違いです。
子どもはそれぞれに応じて自らチャレンジしていきます。
そのチャレンジを遮らなければいいだけの話です。

親から見て「うちの子はちっともチャレンジしない」と思われることもあるかもしれません。
あるいはチャレンジから逃げている、と思えることもあるかもしれません。
それは親から見るとそう見えるだけのことであって、
子どもは常にチャレンジをしています。

実は、日々生きていることこそが、チャレンジなのですから・・・。

APの勇気づけは「子どもの今を認めること」です。
「もっと頑張れ」とは言いません。
それは裏返せば「今のあなたではだめよ」と言っていることになるからです。

 
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM