しつけの基本のキ その2

  • 2015.11.30 Monday
  • 20:39
前回、「しつけとは教えることであって傷つけることではない」
という一言をご紹介しました。

今日は「なぜ傷つけてはいけないか」を考えてみたいと思います。

答えを言ってしまいましょう。
それは、「傷つけることがしつけと矛盾するから」です。

どのような意味かお分かりですか?

そもそも「なぜしつけをするのか?」を考えてみましょう。
しつけの目的は・・・?

思いつくままに挙げると
・礼儀作法を教える
・善悪を教える
・人の迷惑にならないことを教える
・社会のルールを教える
・規範意識を培う
・他者と調和できるよう導く
などが考えられるでしょうか?

よ〜く見てみると・・・
これらをひとまとめにすると
「他者を傷つけないこと」に集約されると思います。

人間は社会生活をしていく上で、お互いに協力し合うことが大切ですから
そのためには「お互いに傷つけ合うことなく」というのが前提となります。

ですから「しつけ」は「他者を傷つけない暮らし方生き方をするため」ということになります。

他者を傷つけないことを教えるのに傷つけることをもってする・・・
これがつまり、矛盾してしまう・・・ということなのです。

私たち人間は、傷つけられたら傷つけ返したい、と思うのが当たり前です。
(APではこれを「復讐」と呼び、人間の自然な心理です。)
ですから傷つきを伴ったしつけは誰かを傷つけることを生じさせてしまうので逆効果なのです。

他者を思いやる気持ちを子どもに起こさせたいと考えるならば
親が子どもを思いやる必要があります。

結構、誰もが当然わかっている理屈だと思うのですが、
なぜなかなかできないのか・・・?

むしろそれが問題なのかもしれませんね!

それは・・・
思いやりの気持ちは、実は頭で考えることではなく感覚に刻まれているものだから、です。

「思いやりある人間になりなさい」と言葉で教えてなれるならば、とても簡単なのですが、
「思いやり」がどういうことなのかを感覚的に認知しなければ、結局のところわかりません。

「しつけの基本のキ」
それは、子どもをたっぷりとかわいがり、子どもの求めに応じること、
子どもに優しく接すること、子どもの意見や考えや感じ方を尊重すること、
子どもを丁寧に扱うこと、丁寧に教えること、などなど・・・

思いやりを持って育てられた子どもは、必ず、人を思いやることのできる大人になります。




 
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